レイブの種類
<フリー・パーティー>
もっとも原型のレイブに近いもので、その多くはいわゆるイリーガル(違法)・パーティーと呼ばれるものである。人里離れた場所などでDJやサウンド・システムを設置してゲリラ的に行われるもので、口コミやチラシやインターネットなどによって集客を行う。屋内で行われる場合、ウェアハウス・パーティーなどとも呼ばれる。音楽の種類はその国により様々であるが、日本においてはトランス音楽などが主流である。無料であるか、もしくは必要経費だけを参加者からカンパの形で募るものである。何をもってこうしたパーティーを違法とするかの根拠は各国によって異なるが、当局によって摘発・中止を命じられることはしばしばあり、このために開催当日までは開催場所を伏せておくなどの手法が用いられることもある。また、当局に申請する際のイベントの目的を「集会」などとすることによって、都市の公園などで合法的に小規模なフリーパーティーなどが開かれることもあるが、こうした形式のものはレイブとは呼ばれないことが多い。
<ダンス・フェスティバル>
田舎や郊外の野外などで合法的に行われる商業的で大規模なダンス音楽を中心としたフェスティバル。国や人によってはこれをレイブの範疇に入れないくところもある。海外で有名なものとしてはバーニングマン、Dance Valley Festival、Creamfields、Homelandsが、日本においてはメタモルフォーゼ、渚音楽祭などがある。警察や開催地当局の許可の下にプロのプロモーターの会社が開催するものが殆どである。入場料は高額であるが、有名なDJやバンドが多数プレイする事が多い。また、合法的に行われており、多数の警察・セキュリティも会場内にいる。多くの場合、数日間にわたって開催されるものが多く、参加者はキャンプをして過ごすこととなる。従来から英国などで盛んであったグラストンベリー・フェスティバルなどのロックを中心とした野外フェスティバルの流れと一体化したものとも言える。また、ロックを中心とした野外フェスティバルでも会場の一部をこうしたダンス音楽中心のものとするケースが多い。
<商業レイブ>
上記のレイブ・フェスティバルと類似しているが、都市内の大会場で有名なスターDJを集めて一晩限りで行われるもの。その為に参加が容易であり、多くの人間をひきつける。英国やドイツなどの欧州で盛ん。日本では、WIRE、METAMORPHOSE、anoyo、アルカディア、ソルスティス、ビジョンクエストなどが有名。
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